以前ご案内した「ゆうだい21サミット2024」を、2025年2月1日に宇都宮大学陽東キャンパスにて開催しました。
本サミットは、宇都宮大学が開発したお米「ゆうだい21」の魅力を広めることを目的としたイベントです。
当日は、生産者や流通業者を中心に200名以上が参加しました。
目玉イベントである「食味コンクール」には、全国から215件の応募がありました。
機械審査を通過した5点のお米が最終審査に進み、
パネラー10名および学生・教職員50名が最終審査に残った5点すべてを試食し、以下の方法で評価を行いました。
・パネラーによる当日審査 (10名、持ち点5ずつ) =計50点
・学生・教職員による事前審査(50名、持ち点1ずつ)=計50点
両審査の評価を合算し、100点満点で最優秀賞が決定されました。
試食した参加者からは「どれも美味しく、選ぶのが難しい」との声が多く寄せられました。
その中で、群馬県吾妻郡嬬恋村の下谷さんが出品した「ゆうだい21」が最優秀賞に輝き、
池田学長より表彰状と記念品が授与されました。
続いて、「ゆうだい21の食味および各種特性に関する研究」についての講演が行われました。
香西客員教授と大石客員教授が、官能評価や力学特性測定の結果をもとに、米飯の特性について詳しく説明しました。
本サミットを通じて、「ゆうだい21」の魅力がさらに広まり、多くの関係者がその価値を再認識する貴重な機会となりました。
